ブリューンオストはあるノルウェー人の発明

ブリューンオストはどのようにして生まれたのでしょうか。1863年の夏,グドブランズダレン渓谷に住むアンネ・ホーブという乳搾りの女性は,ある実験を行ない,それが大発明となりました。彼女は,牛乳だけでチーズを作っていましたが,ホエーを煮詰める前にクリームを加えることを思い付きました。


その結果できたのが,脂肪を豊富に含んだ風味あるブラウンチーズだったのです。後になって,ヤギ乳や,ヤギ乳と牛乳の混合乳も原料として使われるようになりました。1933年,高齢になっていた発明者のアンネ・ホーブは,その功績を称えられ,ノルウェー国王から特別の勲章を授与されました。


ブリューンオストは,今では主に四つの種類があります。イクタ・イエイトオストはヤギ乳だけで作られる,本当のヤギ乳チーズです。グドブランズダルオストは最も一般的なチーズで,渓谷の名前に由来します。これはヤギ乳と牛乳とで作られます。ヤギ乳は10ないし12%含まれています。フレテミオストは牛乳だけで作られるクリームホエーチーズです。プリムは牛乳で作られますが,砂糖が添加された柔らかなブラウンホエーチーズです。


このチーズはほかの種類のものほど煮詰められません。脂肪の含有量,固さ,色の濃さは,ホエーとクリームとミルクの割合や煮詰める時間によって決まります。ブリューンオストが独特なのは,牛乳のカゼインからではなくホエーから作られるからです。したがって,乳糖がたくさん含まれ,キャラメルのような甘みがあります。


ブリューンオストは,多くのノルウェー人にとって,単なる珍味ではなく,毎日の食生活になくてはならないものなのです。
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