フォンディはいかがですか

この名前は「融けた」という意味のフランス語から来ていますが,最初にこの料理を作って人に食べさせたのはフランス人かスイス人か,あるいはほかの国の人なのかはっきりわかりません。フォンデイを四人前準備するには,500グラムのチーズ,0.5リットルの白ブドウ酒,ニンニク少々,コーンスターチ小さじ2杯,レモンジュース,にくずく,それに小カップ一杯の桜桃酒が必要です。

カクウェロンと呼ばれるフォンディ料理用の平鍋の内側にニンニクをいきよいよくこすりつけて,レモンジュースとワイン(モゼルブドウ酒または中乾しテーブルワイン)を加え,ぶつぶつ音を立てるまで熱します。前もって少量のブドウ酒にコーンスターチをまぜておき,それにすりおろしたチーズを加えます。このチーズには,成熟したゴーダ,チルシィター,グリューエル,エメンテーラーなどいろいろの種類があります。あるいはゴーダチーズ4,ケルンヘルムチーズ1の割合いで,いくつかのチーズを合わせて使うこともできます。

これらを全部,木製のスプーンか金属製の泡たて器でクリーム状になめらかになるようかきまぜながら沸騰するまで煮ます。適当な濃さになるよう注意しなければなりません。すこし薄いくらいのことなら,ちょっと長く煮ればよいでしょう。かなり薄いようなら,チーズか,またははじめに少量のブドウ酒にとかしておいたコーンスターチを加えます。コーンスターチはつなぎになります。反対に,濃すぎるなら少量の温かいブドウ酒を加えます。最後に適当な堅さになったら,こしょうとにくずくで味付けして,桜桃酒を少し加え,テーブルの中央にもって行き,アルコールランプの上にかけてさめないようにしておきます。

これは,アントレやデザートの必要のない,完全な食事です。各人には,一口で食べられる大きさになったフランスパンかブラウンパン,またはトーストを刺す特別のフォンディ用フォークが配られます。パンをフォンディに浸し,くるくると回して汁をきって食べるのですが,それはほんとうにおいしいごちそうです。食事の間にフォンディが堅くなったら,少量のホットワインを加えます。固まってくるなら,ストーブにもう一度かけて少量のレモンジュースか酢を加えてかきまぜます。

このフォンディ料理にはいろいろな変化をつけることができます。たとえばこしょうの代わりにカレー粉やあまとうがらしを使います。それに,マスタード,カミン,いのんど,バージィルなどや,あなたの好みや嗜好にあわせて各種のスパイスで味付けすることさえできます。調理したきのこ,小さなミートボール,小えび,オリーブなどがあるなら,それらもパンといっしょにフォンディに浸して食べることができます。レタス,セロリ,ニンジンの棒切りや他の新鮮な野菜も楽しめ,中心のフォンディに興を添えます。 ストウブ ミニ・フォンデュセット 

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。